外壁塗装リフォームで絶対に損しないために
外壁塗装リフォームの見積もりで、
**もっとも金額差が出やすく、ぼったくられやすいのが「コーキング工事」**です。
実際、現場で20年以上仕事をしてきて
「え、これでそんなに取るの?」
という見積もりを何度も見てきました。
ここでは、一般の方でもチェックできるコーキング見積もりの重要ポイントを、
現場職人の目線で分かりやすく解説します。
この先も外壁塗装リフォームを安全に進めたい方は、 外壁塗装で失敗しない業者の選び方【現場20年の完全ガイド】 もあわせて参考にしてください。
① コーキングを「㎡(平米)」や「一式」で出している見積もりは要注意
たまに、コーキング工事の見積もりで
- 一式
- ㎡(平米)
といった表記をしてくる業者があります。
ですが、戸建ての外壁塗装リフォームにおいて、コーキング工事で「一式」や「㎡」は基本的に存在しません。
なぜダメなのか?
外壁リフォームのコーキングは
- 目地
- サッシ廻り
- 入隅
- 取り合い部分
など、すべて「m(メートル)」または「箇所」で正確に測ることが可能です。
新築工事などでは㎡表記が使われることもありますが、
既存住宅の外壁リフォームでは不適切と考えてください。
特に「一式」は論外です。
- m単価が分からない
- 本当に測っているかも不明
- 金額の根拠が一切見えない
という、業者側にとって都合のいい見積もりになってしまいます。
② 「雑シール」という項目は要チェック
コーキング見積もりでよく見かけるのが
**「雑シール」**という項目です。
これは主に
- 換気ガラリ
- 竪樋(縦樋)の取り合い
- その他細かい部分
に使われることが多い工事項目です。
雑シールの相場は?
一般的な相場は
30,000円〜50,000円前後
で出てくることが多いです。
ですが、ここが要注意。
実際の数量はどれくらい?
2〜3階建ての一般的な戸建て住宅の場合、
- 換気ガラリ:8〜10箇所
- 竪樋まわり:2〜3箇所
多くても 合計12箇所前後 がほとんどです。
もし私が見積もりを出すなら
1箇所1,000円 × 12箇所 = 12,000円
このくらいが妥当だと考えます。
👉 雑シールだけで
30,000円 → 12,000円
約 18,000円の差 が出ることも珍しくありません。
対策:雑シールの「内訳」を聞いてみる
雑シールが入っていたら、
ぜひ業者にこう聞いてみてください。
「雑シールって、どこを何箇所やるんですか?」
きちんと把握している業者なら、
すぐに説明できます。
逆に、
- 曖昧な返事
- はっきり答えられない
- 話をはぐらかす
こういった反応が出たら、
かなり怪しいと思ってOKです😅
③ コーキング数量が多すぎないか?
これは正直、
一番ぼったくりやすいポイントです。
私自身、過去に
「数量ふかして出して」
と言われた経験もあります。
多くの施主さんは
コーキングの測り方を知らないため、
言われるがまま信じてしまいがちです。
一般的な戸建てのコーキング数量は?
サイディングの一般的な戸建て住宅で
おおよそ300m前後 が目安です。
それにも関わらず、
- 450m
- 500m
といった数量で契約しているケースを、
私は何人も見てきました。
👉 数量が200m違うだけで
20万円前後の差 が出ることもあります。
高額見積もりで契約してしまう人の共通点
高額なコーキング見積もりで契約している方の多くは、
次のどちらかです。
- 見積もりを1社しか取っていない
- 知り合い・紹介だからと安心して任せている
気持ちは分かりますが、
これは本当に危険です。
絶対にやってほしい対策:相見積もり
最低でも
2〜3社から見積もりを取ること。
これだけで
- 数量のごまかし
- 一式見積もり
- 雑シールの過剰請求
は、かなり防げます。
業者側も
「他社と比較されている」
と分かっていると、
下手な見積もりは出せなくなります。
自分でコーキング数量を確認する方法
「業者任せにするのが不安…」
という方のために、
自分でできるコーキングの測り方
まとめ|コーキング見積もりはここを見ろ
- 一式・㎡表記は要注意
- 雑シールは内訳を必ず確認
- 数量は300m前後が目安
- 見積もりは必ず複数社
この4点を押さえるだけで、
外壁塗装リフォームで無駄に数十万円払うリスクは、
かなり減らせます。
現場で仕事をしていると、
見積もりの内容が分からないまま契約してしまい、
後から後悔している方を何人も見てきました。
この記事が、
外壁塗装リフォームの見積もりを正しく判断するための参考になれば幸いです。


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