■ はじめに
外壁塗装は 平均80〜150万円 と大きなお金が動くリフォームです。
しかし、知識がないまま業者選びをしてしまうと、相場より高い金額で契約したり、必要のない工事を追加されたりと、失敗してしまうケースが驚くほど多いのが実情です。
この記事では、20年以上外壁リフォームに携わってきた立場から、
「一般の人でも確実に失敗しない業者の選び方」 をわかりやすくまとめました。
この記事を読むだけで、悪徳業者を避け、適正価格で高品質な工事をしてくれる業者を選べるようになります。
■ 結論:まず“1社で決める”のは絶対ダメ
外壁塗装で後悔してしまう人の 8割以上が「1社の見積もりだけで決めた人」 です。
理由は簡単で、
知識ゼロの人が1社だけと話す=完全にカモにされる
から。
塗装工事の見積もりは、同じ建物なのに業者によって 40万円〜100万円 以上金額が変わります。
これは手抜き・利益の取り方・塗料のランクの違いなどがあるためです。
そのため絶対に
🔥【最低でも3社】
1社だけだと相場が分からないので、最低でも3社は比較しましょう
■ 知り合いの業者でも相見積もりは必須
「知り合いの塗装屋がいるから大丈夫」が一番危険です。
理由:
- 知り合いほど値段を高く出す業者もいる(実際に多い)
- プロ側は“あなたが相場を知らない”と分かっている
- 1.5〜2.5倍の金額で契約してしまった例は本当に多い
知り合いを頼ること自体は悪くないですが、
▶️ 必ず“他社の見積もりを見てから”お願いする
これが鉄則です。
その順番を守らないと、
知り合いは「最初に呼ばれなかった」「信用されてない」と感じてしまい、変な空気になります。
相見積もりをしてから最後に声をかけた方が、お互い気持ちよく進められます。
■ 1社で決めると何が起きる?
実際に以下のようなトラブルが起きやすいです。
- 相場より40〜80万円以上高い
- 不必要な追加工事を提案される
- “足場代サービス”と言って実際は本体価格に上乗せ
- 外壁の劣化を大げさに言われる
- 長期保証をつける代わりに高額プランだけ押し付けられる
特に“高齢の親が勝手に契約してしまった”という相談は本当に多いです。
■ 複数社から見積もりを取るべき理由(プロ視点)
外壁塗装のプロ目線で言うと、複数見積もりを取る最大のメリットは以下です。
●1:相場がすぐにわかる
たった3社見積もりを取れば、
あなたの家の正しい価格帯が自動的にわかる ようになります。
●2:手抜き業者を除外できる
塗料名を曖昧に書いたり、㎡の数量をごまかす業者がすぐに判別できます。
●3:強引な営業を避けられる
複数見積もり中だと伝えるだけで、営業の押し売りがほぼ消えます。
●4:交渉が有利に
「別の会社は○○円でした」と言うだけで値引きされることも。
■ 見積書で必ずチェックするポイント
複数業者を比較するときは、以下を必ずチェックしてください。
- 塗料のメーカーとグレード(例:アステック、関西ペイントなど)
- 下塗り・中塗り・上塗りの工程が明記されているか
- シーリング工事の詳細(打ち替え or 打ち増し)
- 足場代が適正か(相場:1200〜1500円/㎡)
- 保証年数
- 雨樋・破風・基礎など付帯部が含まれているか
■ どこで相見積もりを取ればいい?
一括見積もりサイト
理由:
- 紹介業者の審査が比較的厳しい
- 変な訪問販売業者が混ざりにくい
- 電話攻撃が少ない(他社より圧倒的にマシ)
📝 まとめ:外壁塗装の相見積もりは必須
外壁塗装は業者によって 40〜80万円以上の差 が出ることもあります。
失敗を防ぐためには、
- 1社だけで決めない
- 見積もり項目を比較する
- 塗料名・工程・下地処理を確認する
これだけでトラブルの8割は回避できます。

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