🏠 外壁塗装の見積もり項目と注意点まとめ(プロが解説)

シーリング打ち替え時期が分かる劣化サインと外壁リフォームの解説 Uncategorized

※ 外壁塗装で後悔したくない人は、先にこちらの記事も読んでおくと安心です。 👉 外壁塗装会社の失敗しない選び方(完全ガイド)

【この記事で分かること】

  • 見積書に必ずあるべき項目
  • 抜けていると危険なポイント
  • 相場より高くなる原因
  • 悪徳業者がよく使う手口
  • 失敗しないチェック方法

🔍 外壁塗装の見積もりに必須の項目


① 足場代(必須)

相場:600〜900円 / ㎡

  • この金額が異常に高い場合は注意
  • 「足場無料」は他の項目で上乗せされていることが多い

② 高圧洗浄

相場:150〜250円 / ㎡

※ここが見積書に無い場合、プロではない可能性が高い。


③ 下地処理(塗装の寿命を左右する最重要)

ここの項目は最も“誤魔化されやすい”。

  • ひび割れ補修
  • 旧シーリング撤去
  • 新規シーリング
  • サンダーケレン

相場:700〜1,200円 / ㎡

※ここを省くと、どんな高級塗料でも数年で剥がれます。


④ 塗料の種類とメーカー名(絶対チェック)

❌ ダメな見積もり例

  • 「シリコン塗料 一式」
  • 「高耐久塗料」

✅ 良い見積もり例

  • 「関西ペイント:○○」
  • 「日本ペイント:パーフェクトトップ」

塗料名が書いてない=手抜きの可能性大。


⑤ 塗り回数(3回塗りが基本)

外壁塗装は
下塗り → 中塗り → 上塗り の3回塗りが基本。

表記例

  • 下塗り:○○プライマー
  • 中塗り:使用塗料名
  • 上塗り:使用塗料名

※「2回塗り」は耐久性が落ちるのでNG。


⑥ 付帯部の塗装

  • 破風板
  • 軒天
  • 雨樋
  • 水切り
  • シャッターボックス
  • ベランダ床(防水の場合あり)

「一式」表記は不透明になりやすい。


⑦ 諸経費

一般的には 5〜10%以内。

15%以上なら要注意。


❗ 見積もりで失敗する人の共通点


業者選びの詳しいポイントは、別記事でさらに分かりやすくまとめています👇 👉 外壁塗装会社の選び方(プロが徹底解説)

① 1社だけで決めてしまう

建築知識ゼロで1社だけ=ほぼ100%カモられる。
必ず相見積もりを。


② 知り合い業者にそのまま頼む

知り合いだからこそ高くなることが多い。
実際 1.5〜2.5倍 の見積もりも珍しくない。

※知り合いは「他社の見積もりを見たあと」に依頼するのがマナー。


🚨 悪徳業者がよく使う手口

  • 「足場無料」 → 他で上乗せ
  • 「今日契約なら○万円引き」 → 焦らせる手口
  • 「近所で工事してるので特別価格」 → みんなに言ってる
  • 塗料名がない → 手抜き確定ポイント

📋 見積もり比較のチェックリスト

  • 足場・洗浄・下地処理が明確
  • 塗料名がメーカーまで記載
  • 3回塗りの表記
  • 付帯部が細かく分かれている
  • 金額の根拠がある
  • 相場の範囲
  • 保証書(5〜10年が一般的)

✅ 結論:外壁塗装は“見積もりの質”で決まる

  • 1社だけで決めない
  • 見積もり項目をチェック
  • 塗料名を確認
  • 相場を比較

これだけで失敗しなくなる。

見積もり内容の理解ができたら、次は「信頼できる業者選び」が重要です。 👉 外壁塗装会社の失敗しない選び方はこちら

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