「福井県で外壁塗装するなら助成金あるはず…」と調べると、まず福井市は外壁塗装の助成金がない(空き家情報バンク経由ならOK)ことがわかります。県主体の制度もなく、17市町村中7市町村のみが独自に実施という、全国的にも制度カバー率が低めの県です。
一方、あわら市・永平寺町・越前町・おおい町・敦賀市など7市町村では外壁塗装の助成金が利用可能。永平寺町の「暮らし続ける福井支援事業」など独自の名前の制度もあります。現場歴20年の職人が、福井県の助成金事情をやさしくまとめました。
📌 はじめにお願い: 本記事は2026年4月時点で各自治体の公式サイト・公的資料から確認した情報に基づいて職人がまとめています。助成金の上限額・申請期間・予算の残り状況は年度途中でも変わります。実際に申請する前に、必ず各市町村の公式サイトで最新の要綱をご確認くださいね。
福井県の外壁塗装助成金|まずこの3つを押さえる
① 福井市は外壁塗装の助成金が無い(空き家経由は別)
県庁所在地の福井市は一般住宅の外壁塗装に対する助成金がありません。ただし、福井市空き家情報バンクに登録された物件を購入してリフォームする場合は、外壁塗装を含む補助が利用可能。一般住宅の外壁塗装を狙う場合は、近隣の市町村制度や国の制度に切り替えるのが現実的です。
② 県主体の制度がなく、市町村単位で対応
福井県は県全体で外壁塗装に出る助成金がありません。各市町村が独自の制度を持つため、自治体ごとに金額・条件が大きく異なります。
③ 17市町村中7市町村でのみ実施(カバー率低め)
福井県内ではあわら市・永平寺町・越前町・おおい町・敦賀市・小浜市・南越前町など7市町村のみが外壁塗装関連の助成制度を持っています。他の10自治体では市単独の助成金は無し。
先に結論:福井市民は「国の住宅省エネ2026キャンペーン+火災保険+相見積もり」を狙う
福井市民が外壁塗装で大きな金額を狙うなら、①国の住宅省エネ2026キャンペーン(最大100万円) ②過去の暴風雪・落雪があれば火災保険 ③3社相見積もりで適正価格の3ルートが現実的。市単独の制度は基本ありません。
福井県の特徴:豪雪地帯+独自の名前の制度多し
福井県は日本有数の豪雪地帯。塗装可能シーズンは4〜10月に限定。さらに永平寺町の「暮らし続ける福井支援事業」など、市町村ごとに独自の名前の制度があるので、検索する時は「住宅リフォーム」だけでなく「定住支援」「暮らし続ける」などのキーワードでも探してください。
外壁塗装に使える主要市町村の制度一覧(福井県)
| 市町村 | 制度の特徴 |
|---|---|
| 福井市 | 一般住宅の外壁塗装は対象外(空き家情報バンク経由のリフォームのみ可) |
| あわら市 | 住宅リフォーム関連(外壁塗装対象) |
| 永平寺町 | 暮らし続ける福井支援事業(外壁塗装対象・予算限あり) |
| 越前町 | 住宅リフォーム関連 |
| おおい町 | 住宅リフォーム関連 |
| 敦賀市 | 住宅リフォーム関連 |
| 小浜市 | 住宅リフォーム関連 |
| 南越前町 | 住宅リフォーム関連 |
福井県内は17市町村中7市町村のみで外壁塗装関連の助成制度があります(※2026年4月時点の傾向)。最新は各自治体公式サイトでご確認を。
福井県で必ず満たすべき5つの共通条件
条件①:申請者が市町村の住民であること
対象自治体に住民税があることが必須。投資物件・別荘は対象外がほとんど。
条件②:工事前に申請が必要
工事を発注した後・着工した後では助成金は受け取れません。「業者と契約 → 自治体に申請 → 認定後に着工」の順番が鉄則。
条件③:市町村内の施工業者で工事
福井県の助成金は「市町村内施工業者」要件が多い。テレビCMで見る大手リフォームチェーンは多くが対象外。
条件④:税金を滞納していない
住民税・固定資産税の滞納がない証明書(納税証明書)が申請書類に必要なケースが大半。
条件⑤:塗装可能な季節(豪雪地帯の特徴)
福井県は外壁塗装可能なシーズンが4〜10月の7か月程度に限られます(豪雪地帯は気温5℃以下で塗料が硬化しない)。春先(2〜3月)に申請+夏に着工+秋に完了の流れが理想です。
申請から受け取りまでの流れ(福井県の標準パターン)
| ステップ | 内容 | 期間目安 |
|---|---|---|
| 1. 募集要項確認 | 市町村+国の住宅省エネ2026キャンペーン両方確認 | 2〜3月 |
| 2. 業者選び・3社相見積もり | 市内業者から3社相見積もり | 3月〜4月初 |
| 3. 自治体に事前申請 | 必要書類を提出(納税証明書含む) | 予算終了が早い |
| 4. 認定通知・契約 | 承認後に業者と工事契約 | 2〜4週間 |
| 5. 着工・完工(夏〜秋) | 外壁塗装工事の実施(豪雪地帯は4〜10月限定) | 2〜3週間 |
| 6. 完了報告・助成金受取 | 領収書等を提出して入金 | 1〜2ヶ月 |
福井県で業者選びの3つのコツ
コツ①:「市町村内業者」要件をクリアする業者を選ぶ
福井県の助成金は地元業者要件が厳しめ。地元業者を優先してください。
コツ②:豪雪地帯仕様・雪害対策の塗装案件に慣れている業者を選ぶ
福井県は凍害・雪害対策の塗装技術が必須。寒冷地用シリコン・フッ素塗料の選定もポイント。
コツ③:相見積もりで適正価格を確認
福井県の工事費は寒冷地仕様で全国平均より10〜15%高めになりがちですが、3社相見積もりで 30〜80万円安くなるケースは普通。
→ 福井県内の優良業者を3社まとめて比較できる一括見積もりサイト5選
福井県の助成金でよくある失敗3パターン
失敗①:福井市民が「あるはず」と探し続ける
これが福井最多のパターン。福井市は一般住宅の外壁塗装助成金が無いのが事実。気づいた時点で国の住宅省エネ2026キャンペーン・火災保険・相見積もりもに切り替えるのが正解。
失敗②:冬に申請しようとする(豪雪地帯の特徴)
福井県は外壁塗装可能なシーズンが4〜10月の7か月程度に限られます。冬場の申請だと工事は翌年春以降になるので、春先に申請+夏に着工+秋に完了の流れが理想です。
失敗③:「住宅リフォーム」だけで検索して見つからない
永平寺町の「暮らし続ける福井支援事業」のように独自の名前の制度があるので、「住宅リフォーム」だけでなく「定住支援」「移住・空き家活用」などの幅広いキーワードで検索してください。
助成金以外で外壁塗装を安くする方法
方法①:国の住宅省エネ2026キャンペーン(最大100万円)
2026年の目玉制度です。外壁の断熱改修を含む工事なら最大100万円補助(他の工事と組み合わせる必要あり)。受付期間は2026年3月20日〜12月31日。福井県民でも使えます。福井市民にとっては市の助成金が無い分、こちらが本命。
方法②:火災保険の活用(福井は雪害も対象)
過去の暴風雪・落雪・雹害が原因の外壁劣化なら、火災保険の風災・雪害補償で数十万円戻る可能性あり。福井県は冬の暴風雪・落雪が頻発するエリアなので、保険証券を一度確認してみる価値あり。
方法③:相見積もりで価格交渉
福井県の工事費は3社相見積もりで 30〜80万円安くなるケースは普通。1社決め打ちは厳禁。
福井県の外壁塗装助成金でよくある質問(FAQ)
Q1. 福井市民は本当に外壁塗装の助成金がもらえないんですか?
はい、市単独の福井市の外壁塗装助成金は2026年現在ありません(空き家情報バンク経由のリフォームは別途あり)。ただし、国の住宅省エネ2026キャンペーン(外壁断熱改修対象)は福井市民でも使えます。
Q2. 永平寺町の「暮らし続ける福井支援事業」って何?
永平寺町独自の定住支援目的の住宅リフォーム制度。外壁塗装も対象ですが、予算限があり早期申請が必要です。詳細は永平寺町公式サイトで確認を。
Q3. 大手リフォームチェーンと組んでも使えますか?
例外なく、福井の「市内施工業者」要件がある自治体では大手チェーンは使えません。市町村に直接確認してください。
Q4. 助成金と火災保険は両方使えますか?
原則OK、ただし「同じ工事費に対する重複受給はNG」というルールがある自治体も。詳細は申請前に市町村に確認を。
Q5. 冬に外壁塗装はできますか?
福井県では気温5℃以下では塗料が硬化しない+積雪で施工不可のため、原則11〜3月の冬季は外壁塗装は行いません。塗装可能シーズンは4〜10月の7か月程度。
Q6. マンションでも助成金は使えますか?
個人区分所有ではほぼ使えませんが、分譲マンション全体での共用部分塗装には使える市もあります(管理組合からの申請)。
まとめ:福井で外壁塗装するなら「福井市民は国の制度+火災保険・7市町村該当者は地元制度+国併用」
福井県の外壁塗装助成金、長くなりましたが要点は以下5つです。
福井で外壁塗装するときの5ステップ
- 福井市民→国の住宅省エネ2026キャンペーン・火災保険・相見積もりに切り替え
- あわら市・水平寺町など7市町村→公式サイトで確認
- 豪雪地帯のため夏(6〜9月)に施工が原則
- 市内業者・地元業者を優先(対象外)
- 「住宅リフォーム」以外のキーワード(定住支援・空き家活用)でも探す
福井県は「福井市NG」「県主体の制度なし」「7市町村のみカバー」「独自の名前の制度多い」「豪雪地帯」のが他県と違う特徴です。「うちの市は助成金がないから」と諦めず、国の住宅省エネ2026キャンペーン・火災保険・相見積もりも組み合わせれば外壁塗装の費用は30〜130万円圏内でできます。
あなたの家が、福井の厳しい冬にも負けない仕上がりで、長く愛せる住まいになりますように。

