「福岡で外壁塗装するなら助成金あるはず…」と思って調べたら、福岡市・北九州市の主要2市は外壁塗装単体の助成金がないとわかってビックリした方へ。──このページはそんなあなたのために書きました。
結論からお伝えすると、福岡県は2026年4月時点で何らかの住宅関連助成金がある自治体は約65市町村、しかし福岡市と北九州市の二大都市は外壁塗装単体の助成金が実施されていない状態です。一方で久留米市の空き家活用リフォーム助成は最大50万円とお得な制度。
この記事は、現場歴25年の職人が福岡県の助成金制度を市町村別に整理して、「自分の街で使える制度はあるか」「主要2市の代替手段」「久留米の空き家活用50万円系の使い方」「国の住宅省エネ2026キャンペーン併用」 を寄り添い型で解説します。
この記事でわかること
- 福岡県全体の助成金状況(60市町村中で実施中)
- 福岡市・北九州市民の代替手段
- 久留米市の空き家活用リフォーム助成最大50万円の使い方
- 国の住宅省エネ2026キャンペーン(上限100万円)との併用
- 「申請手続きが複雑で時間かかる」を乗り越えるコツ
📌 はじめにお願い: 本記事は2026年4月時点で各自治体の公式サイト・公的資料から確認した情報に基づいて職人がまとめています。助成金の上限額・申請期間・予算の残り状況は年度途中でも変わります。実際に申請する前に、必ず各市町村の公式サイトで最新の要綱をご確認くださいね。
福岡県の助成金事情〜全体像をまず把握
福岡県内で外壁塗装に関連する助成金がある自治体は、2026年4月時点でおよそ60市町村と多数。福岡(150万人超)、北九州(95万)、久留米(30万)、大牟田(11万)、春日(11万)、飯塚(13万)など、人口分布は北九州&福岡市の二極+周辺市町という構成です。
ただし福岡県の特徴は、人口の半分以上を占める福岡市・北九州市の二大都市で外壁塗装単体の助成金が実施されていないこと。これは大阪(大阪市NG)、千葉(主要4市NG)、兵庫(主要3市NG)パターンと同じ系統で、福岡県は人口集中エリアが助成金外になる規模感です。
福岡県の助成金の3つの特徴
| 特徴 | 具体的な傾向 |
|---|---|
| 主要2市は単体NG | 福岡市・北九州市は外壁塗装単体の助成なし(省エネ系のみ) |
| 空き家活用系で高額 | 久留米市は最大50万円(居住誘導区域内)、空き家リフォーム特化 |
| 国の省エネキャンペーンが強い | 住宅省エネ2026キャンペーンで外壁断熱改修が対象、上限100万円 |
つまり福岡で外壁塗装するなら、「自分が福岡市/北九州市民か」「空き家系か」「省エネ改修にできるか」で戦略が変わってきます。
【先に結論】福岡県の主要2市は外壁塗装で助成金が使えない
福岡県で人口・知名度が高い順に、福岡市・北九州市。実はこの2市とも、外壁塗装単体の市の独自助成金は実施されていません(2026年4月時点)。
なぜ主要2市はないのか
明確な理由は公表されていませんが、推測される背景:
- 福岡市:政令市の予算規模上、耐震改修・バリアフリー(最大250万円)など他制度に予算配分
- 北九州市:中核市規模だが、住宅補助は耐震・省エネ・移住促進系に集中
福岡市の場合、「住宅省エネ2026キャンペーン(国)」を経由して外壁の断熱改修に補助が下りるルートはあります。ただし「単純な塗替え」だけでは対象外です。
主要2市民が使える代替手段3つ
福岡市・北九州市にお住まいの方は、市の独自助成金は諦めて以下を組み合わせるのが現実的:
- 住宅省エネ2026キャンペーン(国):外壁の断熱改修なら最大100万円。受付期間は2026年3月20日〜12月31日
- 火災保険の風災補償:福岡県は台風通過エリア、過去の被害が原因の劣化なら数十万円戻る可能性
- 相見積もりで実質コストダウン:3社比較で30〜100万円下がる
福岡県最大の特徴〜久留米市の空き家活用リフォーム助成最大50万円
福岡県の助成金で最も高額なのが「久留米市の空き家活用リフォーム助成事業」です。空き家を親族居住or賃貸目的でリフォームする場合、対象工事費の50%(居住誘導区域内で上限50万円、区域外で上限30万円)が補助されます。外壁塗装も対象工事に含まれます。
| 項目 | 上限額 | 主な条件 |
|---|---|---|
| 居住誘導区域内 | 50万円(工事費の50%) | 久留米市内空き家(6か月以上未居住)+三親等以内の親族居住or賃貸目的 |
| 区域外 | 30万円(工事費の50%) | 市内事業者施工・対象工事10万円以上・市税滞納なし |
つまり久留米で外壁塗装するなら、「自分の家か空き家か」「居住誘導区域内か」で戦略が180度変わります。
外壁塗装に使える福岡県の主要市町村の制度一覧
福岡県の中で代表的な市町の制度を整理しました。2026年4月時点の情報で、年度切替えで内容変動の可能性あり。最新は各自治体公式サイトでご確認を。
| 市町 | 制度の特徴 |
|---|---|
| 久留米市 | 空き家活用リフォーム助成 上限50万円(居住誘導区域内) |
| 大牟田市 | 住宅リフォーム関連 |
| 春日市 | 住宅リフォーム支援 |
| 飯塚市 | 住宅リフォーム関連 |
| 大野城市 | 住宅改修支援 |
| 糸島市 | 住宅リフォーム関連 |
| 筑紫野市 | 住宅改修支援 |
| 太宰府市 | 住宅リフォーム関連 |
| 那珂川市 | 住宅改修支援 |
| 古賀市 | 住宅リフォーム支援 |
| 宗像市 | 住宅改修支援 |
| 福津市 | 住宅リフォーム関連 |
| 朝倉市 | 住宅改修支援 |
| 行橋市 | 住宅リフォーム関連 |
| うきは市 | 空き家・移住支援 |
| 柳川市 | 住宅改修支援 |
| 八女市 | 住宅リフォーム・移住支援 |
| 中間市 | 住宅改修支援 |
| 直方市 | 住宅リフォーム関連 |
| 田川市 | 住宅改修支援 |
| 嘉麻市 | 住宅リフォーム関連 |
| 宮若市 | 移住・住宅改修 |
| 小郡市 | 住宅リフォーム関連 |
| 水巻町 | 住宅改修支援 |
「自分の市町村が載ってない」という方は、「お住まいの市町村名 + 住宅リフォーム 助成金」でGoogle検索すれば公式ページが見つかります。
福岡県で業者選びの3つのコツ
コツ①:「市町村内業者」要件をクリアする業者を選ぶ
福岡県の助成金は地域業者要件が厳しめ。テレビCMで見る大手チェーンの多くが対象外になります。「福岡⚪︎⚪︎市の助成金を使いたい」と最初に伝えて、対応可能な地域業者を優先してください。
コツ②:空き家活用or省エネ改修のパッケージに慣れている業者を選ぶ
福岡県は空き家活用+外壁塗装パッケージ、または国の住宅省エネ2026キャンペーンと連携した断熱改修パッケージが多い。「久留米市の空き家活用リフォーム助成金を使った施工実績がある」と公式サイトで明示している業者が安心。
コツ③:相見積もりで適正価格を確認
福岡県の工事費は全国平均並みですが、地域業者は3社相見積もりが鉄則。1社決め打ちすると30〜80万円損するリスクが普通にあります。
→ 福岡県内の優良業者を3社まとめて比較できる一括見積もりサイト5選
福岡県の助成金でよくある失敗3パターン
失敗①:福岡市・北九州市民なのに助成金があると思い込んだ
これが福岡最多のパターン。主要2市すべてで外壁塗装単体の助成金は2026年現在ありません。気づいた時点で国の住宅省エネ2026キャンペーン・火災保険・相見積もりに切り替えるのが正解。
失敗②:申請せずに着工して助成金0円
福岡県の助成金は「ほとんどの場合、利用申請は着工前に行う必要」と各市公式サイトで明示されています。「業者にお任せで進めた」「契約と工事を同時にしてしまった」が起こりがち。必ず自治体への申請→認定→着工の順を守ってください。
失敗③:期日(2月末や3月末)を見落とす
久留米市は「令和8年2月27日(金)までに実績報告及び補助金請求」が条件です。秋以降の申し込みだと工事間に合わない可能性あり、年度の早い申請が安全。
申請の基本ルール(全国共通)は総合ガイドを先にどうぞ
申請タイミング・業者要件・必要書類など、どの自治体でも共通する基本は助成金・補助金 総合ガイドに集約しました。この記事は福岡固有の情報に集中します。
→ 【2026年最新】外壁塗装の助成金・補助金ガイド|条件・申請手順・注意点をプロが解説
黄砂・台風・塩害|福岡の外壁を傷める”三重苦”と塗装の対策
助成金と同じくらい知っておいてほしい、福岡ならではの外壁事情を職人歴25年の目線で。
春の黄砂・PM2.5は「低汚染塗料」で受け流す
大陸からの黄砂が定期的に飛来する福岡では、外壁の黒ずみ・くすみが進みやすい。雨で汚れを流す低汚染(親水性)塗料との相性が全国でも特に良い地域です。白系・淡色系の外壁にしたい人ほど検討の価値あり。
台風常襲エリア=火災保険との相性が抜群
玄界灘を通る台風で、屋根板金の浮き・飛来物による外壁の傷が毎年発生します。「経年劣化だと思っていたら風災だった」ケースは福岡では本当に多い。塗装前に保険証券の風災補償を確認するだけで、修繕費が数十万円戻る可能性があります。
沿岸部(糸島・福津・宗像など)は塩害グレードを
海沿いの現場は金属部の錆とコーキング劣化が早く進みます。雨戸・水切りなど鉄部の塗装グレードをワンランク上げる、シーリングは高耐候品を選ぶ——この2点だけで持ちが変わります。
福岡県の外壁塗装助成金でよくある質問(FAQ)
Q1. 福岡市民は本当に外壁塗装の助成金が一切使えないんですか?
はい、福岡市の市独自の外壁塗装助成金は2026年4月時点でありません。ただし、国の住宅省エネ2026キャンペーン(外壁断熱改修対象)は福岡市民でも使えます。耐震改修やバリアフリー改修(最大250万円)など他の用途とセットなら市の制度もあり。
Q2. 久留米市の空き家活用リフォーム助成50万円はどんな条件ですか?
久留米市の空き家活用リフォーム助成事業です。久留米市内の6か月以上空き家になっている物件を、三親等以内の親族居住or賃貸目的でリフォームする場合の補助で、外壁塗装も対象工事に含まれます。市内事業者施工・10万円以上の工事・市税滞納なしが条件。詳細は久留米市住宅政策課に確認してください。
Q3. 北九州市にも何か助成金はありますか?
北九州市は外壁塗装単体の助成金はありませんが、耐震改修・省エネ改修(国の制度経由)は対応可能。「単純な塗替え」を「断熱性能向上のための塗装+断熱材追加」のパッケージにすれば、国の住宅省エネ2026キャンペーンの対象になる可能性あり。
Q4. 助成金と火災保険は両方使えますか?
原則OK、ただし「同じ工事費に対する重複受給はNG」というルールがある自治体も。例えば100万円の工事で火災保険50万円が下りた場合、助成金は残り50万円分の中から計算する形。詳細は申請前に市町村に確認を。
Q5. 親から相続した実家を久留米で外壁塗装したいんですが?
久留米市の空き家活用リフォーム助成の条件に合致する可能性が高いです。「相続した実家=空き家」として扱われ、自分または三親等以内の親族が住む形にリフォームすれば最大50万円戻る可能性あり。久留米市住宅政策課に問い合わせて確認するのが確実。
Q6. マンションでも助成金は使えますか?
個人区分所有ではほぼ使えないケースが大半ですが、分譲マンション全体での共用部分塗装には使える市もあります(管理組合からの申請)。市町村によって扱いが違うので、管理組合経由で確認してください。
まとめ:福岡で外壁塗装するなら「主要2市は国の制度に切替/久留米空き家系は超お得」
福岡県の外壁塗装助成金、長くなりましたが要点は以下5つです。
福岡で外壁塗装するときの5点テップ
- 福岡市・北九州市民→国の住宅省エネ2026キャンペーン・火災保険・相見積もりに切り替え
- その他の市町村→公式サイトで確認(久留米は空き家活用が高額)
- 空き家活用→久留米なら最大50万円・三親等以内の親族居住or賃貸目的
- 申請は必ず工事前に(申請せず着工=助成金0円のリスクあり)
- 申請手続き複雑で時間かかる前提で、年度の早い時期に動き出す
福岡県は「主要2市が単体NG」「久留米の空き家活用が県最大」のが他県と違う特徴です。「相見積もりした実家を活用する」「一時空き家だった家に戻る」など、当てはまる方は超お得な制度です。「うちの市は助成金がないから」と諦めず、国の住宅省エネ2026キャンペーン・火災保険・相見積もりを組み合わせれば外壁塗装の費用は30〜130万円圏内でできます。
あなたの家が、福岡の街並みにふさわしい仕上がりで、長く愛せる住まいになりますように。

