契約後も油断NG|現場職人が本音で解説
外壁塗装やリフォームで契約が決まると、
「これで安心」と思う方がほとんどだと思います。
ですが、現場を20年以上見てきた立場から正直に言うと、
本当に注意が必要なのは契約後です。
特にコーキング(シーリング)工事は
・仕上がりが塗装で隠れる
・素人には良し悪しが分かりにくい
この理由から、手抜きが起きやすい工事でもあります。
今回は
**実際に現場で何度も見てきた「ひどい業者の特徴」**を
具体的な見分け方とあわせて解説します。
この先も業者選びを安全に進めたい人は👉 → ・外壁塗装で失敗しない業者の選び方【現場20年の完全ガイド】
① 塗装職人がコーキングも施工している
一番多いパターンです。
塗装業者が
「うちで全部やります」
と言って、塗装職人がコーキングまで施工するケース。
なぜひどい?
- コーキングは専門職の技術が必要
- 慣れていないと撤去・打設が雑になりやすい
- 上から塗装すると仕上がりが分かりにくい
正直、
塗装屋さんが施工するコーキングで
「これは上手い」と感じた現場はほとんどありません。
見分けるポイント
- 工程説明で「コーキング専門職」の話が出ない
- 施工写真に同じ職人しか写っていない
- コーキング工事が異常に短期間で終わる
② 撤去の見積もりなのに「増し打ち」をする
これは典型的なひどい業者です。
本来「打ち替え(既存撤去)」の見積もりなのに、
実際は 古いコーキングの上から増し打ち。
👉 外壁塗装の見積もりチェックリスト|必ず確認すべき項目まとめなぜひどい?
- 撤去費が浮く
- 劣化したコーキングの上では長持ちしない
- 数年でひび割れ・剥離する
特に多いのが
- 雨樋(トイ)の裏
- 室外機の裏 など、撤去しにくい場所だけ増し打ちするケース。
見分けるポイント
- 雨樋の支持金物が外されていない → 本当に撤去していれば一度外す必要がある
- 撤去中の写真が極端に少ない
③ 既存コーキングの撤去が甘い
一応「撤去しているように見える」けど、
実際は取り切れていないパターン。
なぜひどい?
- 密着不良を起こしやすい
- 数年で割れ・剥がれが発生
- 耐久年数が大きく落ちる
見分けるポイント
- 撤去後にサイディング下地が見えていない
- 溝の奥に古いコーキングが残っている
- 「撤去完了写真」がピンぼけ・遠目
④ 仕上がりが凹みすぎている
完成後の見た目で分かるポイントです。
なぜひどい?
- コーキングの肉厚不足
- 紫外線・伸縮に耐えられない
- ひび割れが早い
見た目がスッキリしていても、
凹みすぎ=材料不足と思ってOKです。
⑤ 作業完了が異常に早い
これはかなり分かりやすい判断材料。
一般的な目安
- 戸建て住宅:約300m前後
- 1人作業の場合:4〜5日程度
要注意
- 1人で2〜3日で完了 → ほぼ確実に手抜きあり
撤去・清掃・養生・打設・仕上げ
これを丁寧にやって
そんな短期間で終わることはありません。
【注意】工程写真があっても安心できないケース
ここはぜひ知っておいてほしいポイントです。
最近は
「工程写真を提出します」
という業者も増えていますが、
写真がある=安心とは限りません。
実際にあるケース
- 表から見える部分だけ綺麗に撤去
- 写真用に一部だけ丁寧に施工
- 見えにくい裏側は手抜き
つまり
ちゃんと撤去する職人もいれば、写真用だけ丁寧な職人もいる
というのが現実です。
見抜くコツ
- 撤去写真が「全体的」にあるか
- 雨樋裏・室外機裏の写真があるか
- 写真の枚数が不自然に少なくないか
まとめ|コーキング工事は「見えない部分」ほど重要
コーキング工事は
完成すると塗装でほとんど見えなくなります。
だからこそ
- 誰が施工するのか
- どこまで撤去しているのか
- 工程をきちんと説明できるか
このあたりが 業者選びの決定打になります。
👉 業者選び全体の判断基準はこちらで詳しく解説しています
この先も業者選びを安全に進めたい人は👉 → ・外壁塗装で失敗しない業者の選び方【現場20年の完全ガイド】


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