「広島県で外壁塗装するなら助成金あるはず…」と思って調べたら、広島市・呉市・福山市の主要3市すべてで外壁塗装単体の助成金がないとわかってビックリした方へ。──このページはそんなあなたのために書きました。
結論からお伝えすると、広島県は2026年4月時点で外壁塗装に使える助成金がある自治体は約22市町村、しかし主要3市は単体の助成金がない状態です。一方で県の特徴として「空き家活用ルートが県主流」になっており、東広島・尾道・三原などで上限30〜50万円の補助があります。広島市民は固定資産税減額という別ルートも。
この記事は、現場歴20年の職人が広島県の助成金制度を市町別に整理して、「主要3市民の代替手段」「県内の空き家活用ルート」「広島市の固定資産税減額の使い方」「国の住宅省エネ2026キャンペーン併用」を寄り添い型で解説します。
この記事でわかること
- 広島県全体の助成金状況(約22市町村で実施中)
- 広島・呉・福山の主要3市民の代替手段
- 東広島市・尾道市・三原市の空き家活用補助(最大30〜50万円)
- 広島市の固定資産税減額(省エネ改修で翌年度3分の2)
- 国の住宅省エネ2026キャンペーン(上限100万円)との併用
📌 はじめにお願い: 本記事は2026年4月時点で各自治体の公式サイト・公的資料から確認した情報に基づいて職人がまとめています。助成金の上限額・申請期間・予算の残り状況は年度途中でも変わります。実際に申請する前に、必ず各市町村の公式サイトで最新の要綱をご確認くださいね。
広島県の助成金事情〜全体像をまず把握
広島県内で外壁塗装に使える助成金がある自治体は、2026年4月時点でおよそ22市町村。広島(120万人)、福山(46万)、呉(20万)、東広島(19万)、尾道(13万)、三原(9万)など、人口分布は広島一極+地方都市分散という構成です。
広島県が他都道府県と決定的に違うのが、「空き家活用ルートが県主流」であること。東広島・尾道・三原・福山など、空き家のリフォームに対する補助制度が充実しています。これは中山間地域が多い広島県ならではの背景です。
広島県の助成金の3つの特徴
| 特徴 | 具体的な傾向 |
|---|---|
| 主要3市は単体NG | 広島・呉・福山は外壁塗装単体の制度なし(福山は条件付き) |
| 空き家活用が県主流 | 東広島(50万)・尾道(30万)・三原(30万)など空き家系が充実 |
| 広島市は固定資産税減額 | 省エネ改修で翌年度の固定資産税が3分の2に |
つまり広島で外壁塗装するなら、「自分の街で制度があるか」「空き家系か」「広島市民か」で戦略が変わってきます。
【先に結論】広島県の主要3市は外壁塗装で助成金が使えない
広島県で人口・知名度が高い順に、広島市・福山市・呉市。実はこの3市すべてで、外壁塗装単体の市の独自助成金が実施されていません(2026年4月時点)。
主要3市の状況
- 広島市:外壁塗装単体NG。ただし省エネ改修で固定資産税減額(翌年度3分の2)あり
- 福山市:外壁塗装単体NG。移住・定住予定者向けの条件付き制度あり
- 呉市:外壁塗装の助成金情報なし
主要3市民が使える代替手段3つ
広島市・呉市・福山市にお住まいの方は、市の独自助成金は諦めて以下を組み合わせるのが現実的:
- 住宅省エネ2026キャンペーン(国):外壁の断熱改修なら最大100万円。市民でも使える
- 広島市の固定資産税減額:省エネ改修で翌年度の固定資産税が3分の2に(年額10〜20万円減も)
- 火災保険の風災補償:広島県は2018年西日本豪雨や台風被害エリア、過去の被害が原因の劣化なら数十万円戻る可能性
広島県の特徴〜空き家活用ルートで上限30〜50万円
広島県の助成金で主流なのが「空き家活用」系です。空き家を購入・相続してリフォームする場合、上限30〜50万円の補助が出る市が多数あります。
| 市 | 上限額 | 主な条件 |
|---|---|---|
| 東広島市 | 50万円(工事費の1/3) | 空き家住宅の改修工事 |
| 尾道市 | 30万円(工事費の2/3) | 尾道市空き家バンク登録物件のリフォーム |
| 三原市 | 30万円(工事費の50%) | 空き家改修等支援事業補助金 |
つまり広島で外壁塗装するなら、「自分の家か空き家か」「空き家バンク登録物件か」で戦略が180度変わります。
外壁塗装に使える広島県の主要市町村の制度一覧
広島県の中で代表的な市町の制度を整理しました。2026年4月時点の情報で、年度切替えで内容変動の可能性あり。最新は各自治体公式サイトでご確認を。
| 市町 | 制度の特徴 |
|---|---|
| 東広島市 | 空き家改修補助 最大50万円(工事費の1/3) |
| 尾道市 | 空き家バンク登録物件リフォーム補助 最大30万円(工事費の2/3) |
| 三原市 | 空き家改修等支援事業補助金 最大30万円(工事費の50%) |
| 福山市 | 移住・定住予定者向け条件付き制度 |
| 大竹市 | 住宅リフォーム事業 |
| 廿日市市 | 住宅改修支援 |
| 竹原市 | 住宅リフォーム関連 |
| 府中市(広島) | 住宅改修支援 |
| 庄原市 | 住宅リフォーム関連 |
| 三次市 | 住宅改修支援 |
| 江田島市 | 移住・住宅改修 |
| 安芸高田市 | 住宅リフォーム関連 |
| 海田町 | 住宅改修支援 |
| 熊疼町 | 住宅リフォーム関連 |
| 坂町 | 住宅改修支援 |
| 安芸太田町 | 移住・空き家改修 |
| 北広島町 | 住宅改修支援 |
| 大崎上島町 | 移住・住宅改修 |
| 世羅町 | 住宅リフォーム関連 |
| 神石高原町 | 移住・住宅改修 |
「自分の市町村が載ってない」という方は、「お住まいの市町村名 + 住宅リフォーム 助成金」でGoogle検索すれば公式ページが見つかります。
広島県で必ず溜たすべき5つの共通条件
条件①:申請者が市町村の住民であること
当然ですが、対象自治体に住民票があることが必須。投資物件・別荘は対象外がほとんど。
条件②:工事前に申請が必要
工事を発注した後・着工した後では助成金は受け取れません。「業者と契約 → 自治体に申請 → 認定後に着工」の順番が鉄則。
条件③:市町村内の施工業者で工事
広島県の助成金は「市町村内施工業者」要件が多い。テレビCMで見る大手リフォームチェーンは多くが対象外。
条件④:税金を滞納していない
住民税・固定資産税の滞納がない証明書(納税証明書)が申請書類に必要なケースが大半。
条件⑤:空き家系は登録要件あり(広島の特徴)
広島県は「空き家バンク登録物件のみ対象」のような条件が多いです。尾道市はその典型例。一般の住宅リフォームより「空き家を活用するリフォーム」に補助が手厚いのが県の特徴。
申請から受け取りまでの流れ(広島県の標準パターン)
| ステップ | 内容 | 期間目安 |
|---|---|---|
| 1. 募集要項確認・国の制度も確認 | 市町村+国の住宅省エネ2026キャンペーン両方確認 | 1日 |
| 2. 業者選び・見積もり取得 | 市内業者から3社相見積もり(条件適合の確認) | 1〜2週間 |
| 3. 自治体に事前申請 | 必要書類を提出(納税証明書含む) | 1〜2週間 |
| 4. 認定通知・契約 | 承認後に業者と工事契約 | 2〜4週間 |
| 5. 着工・完工 | 外壁塗装工事の実施 | 2〜3週間 |
| 6. 完了報告・助成金受取 | 領収書等を提出して入金 | 1〜2ヶ月 |
全工程で 3〜5ヶ月かかるのが標準です。
広島県で業者選びの3つのコツ
コツ①:「市町村内業者」要件をクリアする業者を選ぶ
広島県の助成金は地域業者要件が多い。テレビCMで見る大手チェーンの多くが対象外。「広島○○市の助成金を使いたい」と最初に伝えて、対応可能な地域業者を優先してください。
コツ②:空き家改修の経験豊富な業者を選ぶ
広島県は空き家活用パッケージが県主流。「東広島市・尾道市・三原市の空き家改修補助金を使った施工実績がある」と公式サイトで明示している業者が安心。
コツ③:相見積もりで適正価格を確認
広島県の工事費は3社相見積もりで 30〜100万円安くなるケースは普通。1社決め打ちは厳禁。
→ 広島県内の優良業者を3社まとめて比較できる一括見積もりサイト5選
広島県の助成金でよくある失敗3パターン
失敗①:広島・呉・福山民なのに単体助成金があると思い込んだ
これが広島最多のパターン。主要3市すべてで外壁塗装単体の助成金は2026年現在ありません。気づいた時点で国の住宅省エネ2026キャンペーン・固定資産税減額(広島市)・火災保険・相見積もりに切り替えるのが正解。
失敗②:空き家じゃないのに空き家補助金を狙う
広島県の助成金は「空き家バンク登録物件のみ」「空家の改修のみ」などの条件が厳しいケース多数。自分の家(現居住中)では使えないことが大半。「相続した実家」「移住先の中古住宅」などが該当する人向けです。
失敗③:広島市の固定資産税減額を見落とす
広島市民の場合、省エネ改修(断熱性能向上の塗装含む)で固定資産税が翌年度3分の2に減額されます。年額10〜20万円の節約になることも。「現金支給じゃないから」と諦めず、申告することをオススメ。
助成金以外で外壁塗装を安くする方法
方法①:国の住宅省エネ2026キャンペーン(最大100万円)
2026年の目玉制度です。外壁の断熱改修を含む工事なら最大100万円補助(他の工事と組み合わせる必要あり)。受付期間は2026年3月20日〜12月31日。広島・呉・福山市民でも使えるので、これが実質的な助成金代わりになります。
方法②:火災保険の活用(広島は西日本豪雨エリア)
2018年7月の西日本豪雨や毎年の台風被害が原因の外壁劣化なら、火災保険の風災・水災補償で数十万円戻る可能性あり。広島県は災害履歴が豊富なエリアなので、保険証券を一度確認してみる価値あり。
方法③:相見積もりで価格交渉
広島県の工事費は3社相見積もりで 30〜100万円安くなるケースは普通。助成金で30〜50万円貰う前に、まず相見積もりで適正価格を知るのが鉄則。
広島県の外壁塗装助成金でよくある質問(FAQ)
Q1. 広島市民は本当に外壁塗装の助成金が一切使えないんですか?
外壁塗装単体の市独自助成金はありませんが、省エネ改修で固定資産税が翌年度3分の2に減額される制度があります。年額10〜20万円の節約になることも。また国の住宅県エネ2026キャンペーン(外壁断熱改修対象)は広島市民でも使えます。
Q2. 東広島市の空き家改修補助50万円はどんな条件ですか?
東広島市の空き家住宅の改修工事に対する補助です。工事費用の3分の1(上限50万円)が支給され、外壁塗装も対象工事に含まれます。詳細は東広島市役所に確認してください。
Q3. 尾道市の空き家バンク登録ってどうやるの?
尾道市公式サイトの空き家バンク制度に物件登録すれば対象になります。相続した実家や移住先の物件などをまず登録→改修工事の事前申請→着工の順。「すでにリフォームを進めている物件」は対象外なので、登録優先で動くのがポイント。
Q4. 助成金と火災保険は両方使えますか?
原則OK、ただし「同じ工事費に対する重複受給はNG」というルールがある自治体も。例えば100万円の工事で火災保険50万円が下りた場合、助成金は残り50万円分の中から計算する形。詳細は申請前に市町村に確認を。
Q5. 福山市の移住・定住者向け制度ってどう使えますか?
福山市は移住・定住予定者の住宅向けに条件付きで外壁塗装助成金があります。「これから福山に移住する」「定住予定の住宅を改修」などが基本条件。詳細は福山市役所で要件確認してください。
Q6. マンションでも助成金は使えますか?
個人区分所有ではほぼ使えないケースが大半ですが、分譲マンション全体での共用部分塗装には使える市もあります(管理組合からの申請)。市町村によって扱いが違うので、管理組合経由で確認してください。
まとめ:広島で外壁塗装するなら「主要3市は国の制度に切替/空き家系は超お得」
広島県の外壁塗装助成金、長くなりましたが要点は以下5つです。
広島で外壁塗装するときの5ステップ
- 広島・呉・福山市民→国の住宅省エネ2026キャンペーン・火災保険・相見積もりに切り替え
- 広島市民は固定資産税減額の活用を検討(省エネ改修パッケージ)
- その他の市町村→空き家活用ルートで上限30〜50万円も狙える
- 尾道市は空き家バンク登録が必頋・東広島市は空き家住宅対象
- 申請は必ず工事前に(年度の早い時期に動き出す)
広島県は「主要3市が単体NG」「空き家活用が県主流」「広島市は固定資産税減額」のが他県と違う特徴です。「うちの市は助成金がないから」と諦めず、国の住宅省エネ2026キャンペーン・火災保険・相見積もりを組み合わせれば外壁塗装の費用は30〜130万円圏内でできます。
あなたの家が、瀬戸内の風景にふさわしい仕上がりで、長く愛せる住まいになりますように。

