「福島県で外壁塗装するなら助成金あるはず…」と調べると、まず福島市と郡山市の主要2市は外壁塗装で大きな助成金が出ないことがわかります。一方で会津若松市など内陸エリアでは新婚・子育て加算込みで最大100万円を狙える制度もあり、差が大きい県です。
さらに、ここに大きな落とし穴があって、「福島県省エネルギー住宅改修補助事業」は外壁塗装(遮熱・断熱含む)は対象外。県名で検索して見つけても使えないので注意。現場歴25年の職人が、福島県の助成金事情と注意点をやさしくまとめました。
📌 はじめにお願い: 本記事は2026年4月時点で各自治体の公式サイト・公的資料から確認した情報に基づいて職人がまとめています。助成金の上限額・申請期間・予算の残り状況は年度途中でも変わります。実際に申請する前に、必ず各市町村の公式サイトで最新の要綱をご確認くださいね。
福島県の外壁塗装助成金|まずこの3つを押さえる
① 主要2市(福島市・郡山市)は外壁塗装NG
県庁所在地の福島市と中核市の郡山市は、外壁塗装単体での大きな助成金がありません。住まい支援制度はあっても、外壁塗装そのものは対象外、または対象に含めると条件が厳しいケースが大半です。
② 県の省エネ補助は外壁塗装NG(罠あり)
「福島県省エネルギー住宅改修補助事業」は名前的に使えそうですが、外壁塗装(遮熱・断熱タイプを含む) と屋根の�K替えは補助対象外�諉いばの事業と公式に明記されています。「県の制度=使える」と安易に飛びつかず、対象工事を必ず確認しましょう。
③ 内陸エリア(会津若松市など)は加算込みで最大100万円
会津若松市は通常上限70万円・新婚または子育て世帯は+30万円=最大100万円と全国的にも手厚いライン。福島県は内陸〜会津エリアの方が制度が充実しています。
先に結論:福島市・郡山市の住民が市単独で大きな助成金を取るのは難しい
福島市・郡山市民が「外壁塗装の助成金」だけで大きな金額を狙うのは、現状ほぼ無理。気づいた時点で国の住宅省エネ2026キャンペーン・火災保険・相見積もりもに切り替えるのが正解です。
福島県の特徴:震災復興系の独自制度・内陸の手厚さ
福島県は震災復興エリア(浜通り)と内陸エリア(会津・中通り)で制度の傾向が分かれます。浜通りは復興系の独自制度、内陸は子育て・三世代・新婚向けに手厚いのが特徴。一部地域では工事費の15%・上限300万円といった大型補助もあります(条件は厳しいが該当すれば破格)。
外壁塗装に使える主要市町村の制度一覧(福島県)
| 市町村 | 制度の特徴 |
|---|---|
| 福島市 | 外壁塗装単体は対象外(住まい支援制度は別途あり) |
| 郡山市 | 外壁塗装単体は対象外 |
| 会津若松市 | 住宅リフォーム関連 上限70万円(新婚・子育て世帯+30万円=最大100万円) |
| いわき市 | 住宅リフォーム支援(浜通り復興系) |
| 須賀川市 | 住宅リフォーム関連 |
| 白河市 | 住宅リフォーム関連 |
| 喜多方市 | 住宅リフォーム関連 |
| 相馬市 | 住宅リフォーム関連(復興系) |
| 二本松市 | 住宅リフォーム関連 |
| 田村市 | 住宅リフォーム関連 |
| 南相馬市 | 住宅リフォーム関連(復興系) |
| 伊達市 | 住宅リフォーム関連 |
| 本宮市 | 住宅リフォーム関連 |
| 桑折町・国見町・川俣町など町村部 | 住宅リフォーム関連(町村ごとに金額・条件が大きく異なる) |
⚠️ 注意: 福島市・郡山市の住まい支援制度は外壁塗装は対象外(屋根塗装・外壁塗装・バリアフリー改修などは除外)です。一関市同様、「うちの市は助成金がない」と諦めず、国の住宅省エネ2026キャンペーンや火災保険・相見積もりに切り替えるのが正解。
「自分の市町村が載っていない」という方は、「お住まいの市町村名 + 住宅リフォーム + 助成金」でGoogle検索すれば公式ページが見つかります。
福島県で業者選びの3つのコツ
コツ①:「市町村内業者」要件をクリアする業者を選ぶ
福島県の助成金は地元業者要件が厳しめ。「福島◯◯市の助成金を使いたい」と最初に伝えて、対応可能な地元業者を優先してください。
コツ②:寒冷地仕様・震災対策の塗装案件に慣れている業者を選ぶ
福島県は凍害・震災復旧対策の塗装技術が必要なエリアもあります。浜通りでは震災復旧案件の経験が豊富な業者が安心。寒冷地用塗料の選定もポイント。
コツ③:相見積もりで適正価格を確認
福島県の工事費は寒冷地仕様で全国平均より10〜15%高めになりがちですが、3社相見積もりで 30〜80万円安くなるケースは普通。
→ 福島県内の優良業者を3社まとめて比較できる一括見積もりサイト5選
福島県の助成金でよくある失敗3パターン
失敗①:県の省エネ補助を「外壁塗装で使える」と勘違い
これが福島最多のパターン。「福島県省エネルギー住宅改修補助事業」は外壁塗装(遮熱・断熱含む)が対象外と公式に明記されています。県名で検索して見つけても使えないので、対象工事を必ず確認してください。
失敗②:福島市・郡山市の制度を「使える」と思って申請しようとする
福島市・郡山市の住まい支援制度は外壁塗装単体は対象外です。気づいた時点で国の住宅省エネ2026キャンペーン・火災保険・相見積もりもに切り替えるのが正解。
失敗③:冬に申請しようとする(福島の特徴)
福島県は内陸・会津エリアを中心に外壁塗装可能なシーズンが4〜10月の7か月程度に限られます。冬場の申請だと工事は翌年春以降になるので、春先に申請+夏に着工+秋に完了の流れが理想です。
申請ルールの共通部分は総合ガイドへどうぞ
工事前申請の原則・業者要件・書類一式は総合ガイドで解説済み。本記事は福島の地域事情に集中します。
→ 【2026年最新】外壁塗装の助成金・補助金ガイド|条件・申請手順・注意点をプロが解説
福島は「1つの県に3つの気候」|浜通り・中通り・会津で塗装の正解が違う
職人歴25年の視点で言うと、福島は県内の気候差が日本トップクラス。住んでいるエリアで塗料選びの優先順位が変わります。
浜通り(いわき・相馬)|温暖だが塩害と台風
海沿いは鉄部の錆対策と高耐候シーリングを優先。台風後の風災は火災保険の対象になり得るので、塗装前に保険証券の確認を。
中通り(福島・郡山)|盆地の寒暖差でコーキングが切れる
夏の暑さと冬の冷え込みの振れ幅で目地が傷みやすい。塗装+打ち替えセット発注が鉄則です。
会津|豪雪・凍害エリアの段取り勝負
施工適期が短いため、雪解け前の契約が理想。外壁下部の凍害チェックと下地補修の単価明記も必須です。
→ 火災保険を自分で申請する方法
→ コーキングの切れの見分け方
福島県の外壁塗装助成金でよくある質問(FAQ)
Q1. 福島市民・郡山市民は本当に大きな助成金がもらえないんですか?
はい、市単独の外壁塗装単体の助成金は2026年現在ありません。ただし、国の住宅省エネ2026キャンペーン(外壁断熱改修対象)は福島市民でも使えます。寒冷地は断熱改修の効果が大きいので、これが実質的な助成金代わりに。
Q2. 県の省エネ住宅改修補助事業はどんな条件ですか?
福島県の「省エネルギー住宅改修補助事業」は窓・玄関・床・天井の断熱改修などが対象で、外壁塗装(遮熱・断熱含む)と屋根の葺替えは補助対象外と公式に明記されています。県名検索で見つけても外壁塗装には使えないので注意。
Q3. 会津若松市と一関市の制度を見たけど使えるんですか?
会津若松市は通常上限70万円・新婚または子育て世帯は+30万円=最大100万円とトップクラス。一関市は予算終了の場合があるので最新情報を必ず公式で確認してください。
Q4. 助成金と火災保険は両方使えますか?
原則OK、ただし「同じ工事費に対する重複受給はNG」というルールがある自治体も。例えば100万円の工事で火災保険50万円が下りた場合、助成金は残り50万円分の中から計算する形。詳細は申請前に市町村に確認を。
Q5. 冬に外壁塗装はできますか?
福島県では内陸・会津エリアを中心に気温5℃以下で塗料が正常に硬化しないため、原則11〜3月の冬季は外壁塗装は行いません。塗装可能なシーズンは4〜10月の7か月程度。春先(3〜5月)に申請開始するのが理想。
Q6. マンションでも助成金は使えますか?
個人区分所有ではほぼ使えないケースが大半ですが、分譲マンション全体での共用部分塗装には使える市もあります(管理組合からの申請)。市町村によって扱いが違うので、管理組合経由で確認してください。
まとめ:福島で外壁塗装するなら「主要2市は国の制度+火災保険・内陸は市の制度を活用」
福島県の外壁塗装助成金、長くなりましたが要点は以下5つです。
福島で外壁塗装するときの5ステップ
- 福島市・郡山市民→国の住宅省エネ2026キャンペーン・火災保険・相見積もりに切り替え
- 会津若松市・内陸エリア→市の制度をフル活用(新婚・子育て加算もチェック)
- 浜通りエリア→震災復興系の独自制度+火災保険を併用
- 市内業者・地元業者を優先(対象外or予算終了)
- 春先(3〜5月)に申請開始(冬場は塗装できない)
福島県は「主要2市NG」「県の省エネ補助は外壁NG(罠)」「内陸の手厚さ」「震災復興エリアの独自制度」のが他県と違う特徴です。「うちの市は助成金がないから」と諦めず、国の住宅省エネ2026キャンペーン・火災保険・相見積もりも組み合わせれば外壁塗装の費用は30〜130万円圏内でできます。
あなたの家が、福島の厳しい冬にも負けない仕上がりで、長く愛せる住まいになりますように。

