【2026年最新】北海道・東北7道県の外壁塗装助成金まとめ|市町村別一覧と雪国の申請タイミングを職人が解説

北海道・東北7道県の外壁塗装助成金まとめ|市町村別一覧 外壁塗装助成金

「北海道や東北で外壁塗装を考えていて、助成金があるなら使いたい」——そう思って調べ始めたものの、県のサイトを見ても市のサイトを見ても、どこに何があるのか分からない。そんな声をよく聞きます。

私は横浜を拠点に、塗装・シーリング・防水の現場に25年立ってきた職人です。北海道や東北の現場に毎週通っているわけではありませんが、施主さんから「うちの地域は助成金あるの?」と聞かれることが多く、全国の制度を自治体の公式情報をもとに整理してきました。この記事は、そのうち北海道・東北7道県(北海道・青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島)の分をひとつにまとめたものです。

先に大事なことを言っておくと、県が主体で外壁塗装の費用を直接補助する制度は基本的になく、あるのは市町村単位の制度です。市町村に制度がなければ、国の住宅省エネ系の補助や火災保険を組み合わせる、という考え方になります。

金額や条件は年度で変わります。必ず申請前に、お住まいの自治体の公式サイトで最新情報を確認してください。

先に全体像をつかみたい方へ:

→ 外壁塗装の助成金・補助金まとめ|申請の流れと落とし穴を職人が解説

  1. 雪国の外壁塗装は「1年の半分しか塗れない」が前提
  2. 北海道の外壁塗装助成金
    1. 北海道の市町村別 制度一覧
  3. 青森県の外壁塗装助成金
    1. 青森県の市町村別 制度一覧
    2. 青森の外壁塗装は「1年の半分しか塗れない」|雪国の段取り術
      1. 施工適期は実質5〜10月|春に動いたのでは遅い
      2. 凍害(とうがい)|北面のモルタル・窯業系サイディングは要注意
      3. 雪囲い・雪止めとの干渉も見積もり時に
  4. 岩手県の外壁塗装助成金
    1. 岩手県の市町村別 制度一覧
  5. 宮城県の外壁塗装助成金
    1. 宮城県の市町村別 制度一覧
  6. 秋田県の外壁塗装助成金
    1. 秋田県の市町村別 制度一覧
  7. 山形県の外壁塗装助成金
    1. 山形県の市町村別 制度一覧
    2. 山形の家は「夏40℃・冬−10℃」を耐えている|盆地気候と塗装の話
      1. 寒暖差=コーキングが先に音を上げる
      2. 多雪地域は外壁の「下1m」を重点チェック
      3. 施工は5〜10月勝負|閑散期の「初雪前駆け込み」は価格交渉の好機
  8. 福島県の外壁塗装助成金
    1. 福島県の市町村別 制度一覧
    2. 福島は「1つの県に3つの気候」|浜通り・中通り・会津で塗装の正解が違う
      1. 浜通り(いわき・相馬)|温暖だが塩害と台風
      2. 中通り(福島・郡山)|盆地の寒暖差でコーキングが切れる
      3. 会津|豪雪・凍害エリアの段取り勝負
  9. 北海道・東北に共通する申請ルール
  10. 北海道・東北で業者を選ぶときに気をつけたいこと
  11. 北海道・東北の外壁塗装助成金でよくある質問
    1. Q. 県の助成金はないのですか?
    2. Q. 助成金と火災保険は両方使えますか?
    3. Q. 冬に申請して春に工事、はできますか?
  12. まとめ:北海道・東北の助成金は「市町村を確認→工事前に申請」がすべて

雪国の外壁塗装は「1年の半分しか塗れない」が前提

北海道・東北の外壁塗装で一番大事なのは、気温です。塗料は気温5℃以下・湿度85%以上では正常に乾きません。実質的に塗装ができるのは5〜10月、地域によってはもっと短い。この「塗れる期間の短さ」が、助成金の段取りにそのまま効いてきます。

市町村の助成金は「工事前に申請→交付決定→着工」の順番が絶対で、多くは4月に受付開始、予算が尽きたら終了です。つまり春に動き出したのでは遅く、冬のうちに業者選びと見積もりを終えて、4月の受付開始と同時に申請するのが雪国の勝ちパターンです。

塗料は寒冷地仕様(凍結融解に強いもの)を。北面のモルタルや窯業系サイディングは凍害(水分が凍って塗膜や下地が割れる現象)が出やすいので、塗装前の下地補修を見積もりに含めてもらってください。雪止めや雪囲いとの取り合い部分も、シーリングの打ち替えを同時にやると持ちが違います。

北海道の外壁塗装助成金

北海道の市町村別 制度一覧

北海道の中で代表的な市町の制度を整理しました。2026年4月時点の情報で、年度切替えで内容変動の可能性あり。最新は各自治体公式サイトでご確認を。

市町 制度の特徴
帯広市 住まいの改修助成金 最大30万円(工事費の30%)・市内業者施工
旭川市 住宅改修補助金(維持保全型) 一律5万円・工事費100万円以上から
札幌市 住宅エコリフォーム補助制度(断熱改修と組合せで対象)
岩見沢市 住宅リフォーム関連
小樽市 住宅改修支援
江別市 住宅リフォーム支援
千歳市 住宅改修関連
恵庭市 住宅リフォーム関連
北広島市 住宅改修支援
石狩市 住宅リフォーム関連
北見市 住宅改修支援
網走市 住宅リフォーム関連
名寄市 住宅改修支援
士別市 移住・住宅改修
富良野市 住宅リフォーム関連
登別市 住宅改修支援
伊達市 住宅リフォーム関連
室蘭市 住宅改修支援
滝川市 住宅リフォーム関連
深川市 住宅改修支援

「自分の市町村が載ってない」という方は、「お住まいの市町村名 + 住宅リフォーム 助成金」でGoogle検索すれば公式ページが見つかります。

青森県の外壁塗装助成金

ポイント:〜八戸市あんしん空き家流通促進事業

青森県の助成金で特徴的なのが八戸市の「あんしん空き家流通促進事業」です。空き家を活用するリフォーム工事に対する補助で、外壁塗装も対象工事に含まれます。さらに子育て世帯・三世帯同居などの要件を満たす場合は加算もあります。

  • 対象:八戸市内の空き家のリフォーム
  • 対象工事:外壁塗装含む内外装改修・水回り改修など
  • 加算条件:子育て世帯、三世帯同居など
  • 市内施工業者要件あり

詳細は八戸市役所に確認してください。

青森県の市町村別 制度一覧

青森県で外壁塗装単体の助成金が出る市町村を整理しました。2026年4月時点の情報で、年度切替えで内容変動の可能性あり。最新は各自治体公式サイトでご確認を。

市町村 制度の特徴
八戸市 あんしん空き家流通促進事業(子育て・三世帯加算)
十和田市 住宅リフォーム関連
三沢市 住宅改修支援
つがる市 住宅リフォーム関連
おいらせ町 住宅改修支援
大鰐町 住宅リフォーム関連
五戸町 住宅改修支援
七戸町 住宅リフォーム関連
外ヶ浜町 住宅改修支援
田子町 住宅リフォーム関連
南部町 住宅改修支援
深浦町 住宅リフォーム関連
藤崎町 住宅改修支援
六戸町 住宅リフォーム関連
六ヶ所村 住宅改修支援

「自分の市町村が載ってない」という方は、「お住まいの市町村名 + 住宅リフォーム 助成金」でGoogle検索すれば公式ページが見つかります。

青森の外壁塗装は「1年の半分しか塗れない」|雪国の段取り術

青森の塗装で助成金と同じくらい大事なのがスケジュール戦略です。職人歴25年の実感として、雪国の失敗の多くは「時期の読み違い」から起きます。

施工適期は実質5〜10月|春に動いたのでは遅い

気温5℃以下・高湿度では塗料が正常に乾かないため、降雪期の施工は基本NG。業者の予約は雪解けと同時に埋まり始めるので、「塗りたい年の冬のうちに見積もり・契約まで済ませる」のが青森の正解です。助成金の申請期間(春スタートが多い)とも噛み合います。

凍害(とうがい)|北面のモルタル・窯業系サイディングは要注意

外壁材に染みた水分が凍結・融解を繰り返して表面を剥がすのが凍害。北面や日陰の外壁下部に爆裂・剥離が出ていたら、塗装の前に下地補修が必須です。見積もりで「凍害補修の単価」が別建てになっているかを必ず確認してください。

雪囲い・雪止めとの干渉も見積もり時に

足場と雪囲いの取り外し・復旧費用が見積もりから漏れがち。後から追加請求されないよう、契約前に一言確認を。

見積書チェック完全ガイド
外壁塗装にベストな季節

岩手県の外壁塗装助成金

ポイント:〜沿岸震災復興エリアで助成金が手厚い

岩手県の助成金で特徴的なのが沿岸の震災復興エリアでの住宅リフォーム助成です。釜石市・大船渡市など、東日本大震災で被災した地域では、住宅再建・リフォーム支援の独自制度があり、外壁塗装も対象工事に含まれます。

制度
釜石市 釜石市住宅安全安心リフォーム工事助成事業
大船渡市 リフォーム助成工事+大船渡市空き家改修工事補助金(W対応)

条件や上限額は変動が大きいので、必ず各市の公式サイトまたは役所窓口で最新情報を確認してください。

岩手県の市町村別 制度一覧

岩手県で外壁塗装単体の助成金が出る市町村を整理しました。2026年4月時点の情報で、年度切替えで内容変動の可能性あり。最新は各自治体公式サイトでご確認を。

市町村 制度の特徴
釜石市 釜石市住宅安全安心リフォーム工事助成事業(沿岸震災エリア)
大船渡市 リフォーム助成+空き家改修(W対応・沿岸震災エリア)
花巻市 花巻市定住促進住宅取得等補助金(定住者向け)
北上市 空き家の解体・改修・整備・取得の費用補助
宮古市 住宅リフォーム関連
久慈市 住宅改修支援
遠野市 住宅リフォーム関連
陸前高田市 沿岸震災復興系
二戸市 住宅改修支援
八幡平市 住宅リフォーム関連
滝沢市 住宅改修支援
紫波町 住宅リフォーム関連
矢巾町 住宅改修支援
岩手町 住宅リフォーム関連
雫石町 移住・住宅改修

⚠️ 注意: 奥州市の住宅エコリフォーム支援事業補助金は外壁塗装は対象外(名称は紛らわしい)。一関市の住宅環境改善リフォーム補助金は令和4年で新規受付終了済み。これらの市民の方は要注意。

「自分の市町村が載ってない」という方は、「お住まいの市町村名 + 住宅リフォーム 助成金」でGoogle検索すれば公式ページが見つかります。

宮城県の外壁塗装助成金

ポイント:〜大崎市の三世代リフォーム支援最大125万円

宮城県の助成金で最も高額なのが「大崎市の三世代リフォーム支援事業」です。三世代同居+若者(40歳以下)世帯の定住促進が目的の補助で、外壁塗装も対象工事に含まれます。

区分 上限額 主な条件
基礎額 75万円(工事費の1/3) 大崎定住自立圏外から市内へ移住・40歳以下の若者世帯と三世代同居
加算額 50万円 多子世帯&市内業者利用などで加算
最大合計 125万円 基礎+加算をフル活用

つまり大崎で外壁塗装するなら、「親世代と同居予定があるか」「市内業者で施工できるか」で戦略が180度変わります。詳細は大崎市建築住宅課(0229-23-2108)に確認してください。

宮城県の市町村別 制度一覧

宮城県で外壁塗装単体の助成金が出る市町村を整理しました。2026年4月時点の情報で、年度切替えで内容変動の可能性あり。最新は各自治体公式サイトでご確認を。

市町村 制度の特徴
大崎市 三世代リフォーム支援 最大125万円(基礎75万+加算50万)
岩沼市 住宅リフォーム関連
栗原市 住宅改修支援
気仙沼市 住宅リフォーム関連
富谷市 住宅改修支援
大郷町 住宅リフォーム関連
大衡村 住宅改修支援
女川町 住宅リフォーム関連
川崎町 住宅改修支援
蔵王町 住宅リフォーム関連
色麻町 住宅改修支援
七ヶ宿町 住宅リフォーム関連
大和町 住宅改修支援
松島町 住宅リフォーム関連
丸森町 住宅改修支援
美里町 住宅リフォーム関連
涌谷町 住宅改修支援

「自分の市町村が載ってない」という方は、「お住まいの市町村名 + 住宅リフォーム 助成金」でGoogle検索すれば公式ページが見つかります。

秋田県の外壁塗装助成金

ポイント:移住・空き家系で最大80万円

秋田県の「住宅リフォーム推進事業(空き家購入型)」は、県外からの移住者や定住世帯が空き家を購入してリフォームする場合に、工事費の30%(上限60万円)を補助します。さらに在宅リモートワーク環境整備を同時施工すれば最大20万円の追加補助。外壁塗装単体ではなく「住宅全体のリフォーム」の一環として計上できるのが大きいポイント。

「秋田に移住して空き家を買い、外壁を塗り直して住みたい」という人には、全国でもトップクラスにお得な制度です。

秋田県の市町村別 制度一覧

市町村 制度の特徴
秋田県(県主体) 住宅リフォーム推進事業(空き家購入型・移住定住型) 最大60万+リモートワーク加算20万
秋田市 住宅リフォーム支援事業 5万円(中心市街地区域10万円)+子育て移住促進+多世帯同居推進
男鹿市 移住者住宅取得等支援事業
潟上市 住宅リフォーム補助制度
鹿角市 安全安心住まいづくり事業
北秋田市 北秋田市住宅リフォーム支援事業
小坂町 移住定住促進奨励事業+小坂町新住宅リフォーム支援事業
羽後町 町独自の住宅リフォーム補助
横手市 住宅リフォーム関連
大仙市 住宅リフォーム関連
由利本荘市 住宅リフォーム関連
能代市 住宅リフォーム関連
湯沢市 住宅リフォーム関連
大館市 住宅リフォーム関連

秋田県内は25市町村のうち23市町村で何らかのリフォーム関連の助成制度があります(※2026年4月時点の傾向)。最新は各自治体の公式サイトでご確認を。

「自分の市町村が載っていない」という方は、「お住まいの市町村名 + 住宅リフォーム + 助成金」でGoogle検索すれば公式ページが見つかります。

山形県の外壁塗装助成金

山形県の市町村別 制度一覧

市町村 制度の特徴
山形市 住宅リフォーム総合支援事業 50%・上限20万円(市補助/県市補助の2タイプ)+ 移住・新婚・子育て加算
酒田市 住宅リフォーム総合支援事業 工事費20%以内・最大24万円(移住・新婚・子育てで最大30万円)
天童市 住宅リフォーム総合支援事業費補助金
米沢市 住宅リフォーム関連
鶴岡市 住宅リフォーム関連
新庄市 住宅リフォーム関連
寒河江市 住宅リフォーム関連
上山市 住宅リフォーム関連
村山市 住宅リフォーム関連
長井市 住宅リフォーム関連
東根市 住宅リフォーム関連
尾花沢市 住宅リフォーム関連
南陽市 住宅リフォーム関連

山形県内は35市町村中32市町村で住宅リフォーム関連の助成制度があり、外壁塗装が対象に含まれている自治体が多いのが特徴です。最新情報は各自治体公式サイトで確認しましょう。

山形の家は「夏40℃・冬−10℃」を耐えている|盆地気候と塗装の話

山形市など内陸盆地は日本有数の寒暖差エリア。この振れ幅が外壁に効きます。職人歴25年の目線で3点だけ。

寒暖差=コーキングが先に音を上げる

外壁材の膨張収縮が大きいため、塗膜より先に目地のコーキングが切れがち。塗装とコーキング打ち替えは必ずセットで見積もりを。別々にやると足場代が二重になります。

多雪地域は外壁の「下1m」を重点チェック

積雪が外壁に接する高さは、湿気と凍結融解で傷みが集中します。犬走り周りの爆裂・剥がれは凍害のサインで、放置すると補修費が跳ね上がる。見積もり時に外壁下部の下地補修を項目立てさせましょう。

施工は5〜10月勝負|閑散期の「初雪前駆け込み」は価格交渉の好機

降雪前の10月完工を狙う枠は人気ですが、業者の年間スケジュールの谷にはまると値引きが通りやすいのも事実。相見積もりで時期の柔軟性を伝えると条件が良くなります。

コーキング打ち替え時期の判断基準
一番安い時期の狙い方

福島県の外壁塗装助成金

ポイント:震災復興系の独自制度・内陸の手厚さ

福島県は震災復興エリア(浜通り)内陸エリア(会津・中通り)で制度の傾向が分かれます。浜通りは復興系の独自制度、内陸は子育て・三世代・新婚向けに手厚いのが特徴。一部地域では工事費の15%・上限300万円といった大型補助もあります(条件は厳しいが該当すれば破格)。

福島県の市町村別 制度一覧

市町村 制度の特徴
福島市 外壁塗装単体は対象外(住まい支援制度は別途あり)
郡山市 外壁塗装単体は対象外
会津若松市 住宅リフォーム関連 上限70万円(新婚・子育て世帯+30万円=最大100万円)
いわき市 住宅リフォーム支援(浜通り復興系)
須賀川市 住宅リフォーム関連
白河市 住宅リフォーム関連
喜多方市 住宅リフォーム関連
相馬市 住宅リフォーム関連(復興系)
二本松市 住宅リフォーム関連
田村市 住宅リフォーム関連
南相馬市 住宅リフォーム関連(復興系)
伊達市 住宅リフォーム関連
本宮市 住宅リフォーム関連
桑折町・国見町・川俣町など町村部 住宅リフォーム関連(町村ごとに金額・条件が大きく異なる)

⚠️ 注意: 福島市・郡山市の住まい支援制度は外壁塗装は対象外(屋根塗装・外壁塗装・バリアフリー改修などは除外)です。一関市同様、「うちの市は助成金がない」と諦めず、国の住宅省エネ2026キャンペーンや火災保険・相見積もりに切り替えるのが正解。

「自分の市町村が載っていない」という方は、「お住まいの市町村名 + 住宅リフォーム + 助成金」でGoogle検索すれば公式ページが見つかります。

福島は「1つの県に3つの気候」|浜通り・中通り・会津で塗装の正解が違う

職人歴25年の視点で言うと、福島は県内の気候差が日本トップクラス。住んでいるエリアで塗料選びの優先順位が変わります。

浜通り(いわき・相馬)|温暖だが塩害と台風

海沿いは鉄部の錆対策と高耐候シーリングを優先。台風後の風災は火災保険の対象になり得るので、塗装前に保険証券の確認を。

中通り(福島・郡山)|盆地の寒暖差でコーキングが切れる

夏の暑さと冬の冷え込みの振れ幅で目地が傷みやすい。塗装+打ち替えセット発注が鉄則です。

会津|豪雪・凍害エリアの段取り勝負

施工適期が短いため、雪解け前の契約が理想。外壁下部の凍害チェックと下地補修の単価明記も必須です。

火災保険を自分で申請する方法
コーキングの切れの見分け方

北海道・東北に共通する申請ルール

市町村の制度には、ほぼ共通して次の条件があります。

  • 工事前の申請が必須。契約後・着工後に気づいても対象外になります
  • 市内(町内)の業者に発注することが条件になっている制度が多い
  • 予算に上限があり、年度の早い時期に受付終了することがある
  • 交付決定の通知が届いてから着工。フライングは取り消しの原因になります

雪国では受付開始が4月、施工適期が5〜10月と重なるため、冬のうちに準備を終えておくことが何より大切です。

申請書類の書き方や、よくある却下のパターンは総合ガイドにまとめています。

→ 外壁塗装の助成金・補助金まとめ|申請の流れと落とし穴を職人が解説

北海道・東北で業者を選ぶときに気をつけたいこと

「市内業者」の要件がある制度では、業者選びの段階で助成金が使えるかどうかが決まってしまいます。見積もりを取る前に、その業者が自治体の要件を満たしているかを確認してください。

そのうえで、必ず3社から相見積もりを取ること。助成金が出るからといって、見積もり自体が高ければ意味がありません。「助成金が使えますよ」を営業トークにして割高な契約を勧める業者も、正直、います。

→ 外壁塗装業者の選び方|職人歴25年の5業種比較と地雷10選

相見積もりを手早く集めたい方は、下請け側から見た内情もふまえて一括見積もりサイトを比較しました。

🏆 外壁塗装の一括見積もりサイトおすすめランキング|下請け職人が内情から選んだ

北海道・東北の外壁塗装助成金でよくある質問

Q. 県の助成金はないのですか?

県が主体で外壁塗装の費用を直接補助する制度は、基本的にありません(省エネ改修とのセットなど条件付きのものはあります)。市町村の制度か、国の住宅省エネ系の補助が中心になります。

Q. 助成金と火災保険は両方使えますか?

使えます。自然災害で壊れた部分の修理は火災保険、それ以外の塗り替えは助成金、と分けて考えるのが基本です。ただし同じ工事箇所に二重で受け取ることはできません。

Q. 冬に申請して春に工事、はできますか?

多くの制度は年度単位(4月〜翌3月)で動くため、冬(1〜3月)の申請は「今年度の予算」扱いになり、工事完了と実績報告も年度内に求められることがあります。雪で工事ができない時期に申請すると翌年度送りになる、という失敗が実際に多いので、受付開始時期と工事期限を自治体に必ず確認してください。

→ 火災保険で外壁・屋根を修理する申請方法|自分でできる手順を職人が解説

まとめ:北海道・東北の助成金は「市町村を確認→工事前に申請」がすべて

北海道・東北に県主体の制度はほぼなく、あるのは市町村単位の制度です。お住まいの市町村に制度があるか、業者要件は何か、受付はいつまでか——この3つを工事の契約前に確認できていれば、助成金で損をすることはありません。

「うちの市にはなさそう」という場合も、火災保険や国の制度、そして相見積もりで価格を適正化することで、結果的に助成金以上の差が出ることは珍しくありません。焦らず、順番に確認していきましょう。

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